ガイジにラブソングを

不労所得を目指したいADHDガイジマンが思ったことをつらつらと。

スカートは誰のもの?

ここのブログのIDとパスワードを忘れ、登録したメアドを忘れ、それにプラスして回線の調子がよろしくない。このコンボで更新が遅れてしまった。

 

さて、そのことはどうでもいいとして今回は私自身のジェンダーについて話そうかと思う。

私、メラん子・リーは体は女性で性自認は両性という人間だ。周りは私のこのややこしいジェンダーに関してとても寛容なのでストレスなく過ごしているが、最近自分自身の中で疑問に思ったことがある。それはスカートという衣類についてだ。

スカート、といえばひらひらして可愛らしいもので”普通は”女性が履くものというのが一般的だろう。そしてそれを好むのも女性、という認識の人が多いと思う。けれど私は完璧に女性でないにもかかわらずよくスカートを履いている。両性とはいえ私はあまり自分がどの性別の服を着るかとかそういったことにはこだわらず着たいと思ったものを着ているので当然スカートも気に入っているので履いているのだ。しかしこのスカートというものは”普通は”女性の履くものなのでスカートを身につけていることで女性と扱われることはしばしばある。(見た目がまんま女性のものというのもあるけれど)

そういう扱いをされるたび、スカートとは一体誰のものなんだろうという疑問が頭に浮かんでくる。イギリスのキルト衣装は男性が主に身につけるもので、現代ではキルト・スカートといってキルトとは別物だが女性のファッションとして取り入れられているという。キルト衣装から見るに、私はスカートとはもっとジェンダーフリーな衣服なのではないかと最近考えていた。けれど日本ではスカート=女性という認識がいつまで経っても崩れない。一時期スカート男子というものが流行したが、やはり”男子”という単語がスカートは女性以外が普段身につけなものだという認識を後押ししているようにも思える。

私が思うに、人々は服装というものに囚われすぎているような気がしてならないのだ。スカートのこともそうだが、私がメンズファッションで歩いていると理解のない人が「なんで女の子なのに男の子の服を着ているの?」と言ってきたこともある。私自身男性と女性両方の性別を抱えているわけだがどうしても着ている服で判断されてしまう事が多い。パーティーでのドレスコードだって、なぜ女性だけヒールなのか、男性だけタキシードなのか。女性はこう、男性はこうと分ける必要は本来あるのか?

私がスカートを履くのは単にスカートが好きだからであって女性だからではない。メンズファッションで外に行くのは自分がそのファッションが好きだからであって男装をしているわけではない。ファッションで性別を区別する必要はないはずだ。

私はただ好きなものを着ているだけ。女性のものだとか男性のものだとかは関係なくただそれが好きだからだ。女性だからスカートを履くとか、男性だからタキシードを着るとか、そういう考えはもう古いものだ。ドレスコードもファッションのあり方も、ここいらでテコ入れがを入れるべき。男か女かという二択に囚われる時代はもう終わったはずだ。

見た目だけで性別を決めつける、そんなことがこれから先減っていけばと思う。そしてもっと自由に、自分の好きなものを好きと言える世界になっていけば更にいい。スカートはみんなのものだ。タキシードもハイヒールも、全部みんなのもの。そう大きな声で自信を持って言えるような環境を少しずつ作っていかなければならない。

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